働く親たちが作り、始めた学童保育。

「我が子が健やかに育って欲しい」「自分(親)も安心して働き続けたい」という、ごくあたり前の願いから生まれたのが学童保育です。

1年生から6年生までの違う学年の子どもたちが毎日一緒に生活している放課後の異年齢の仲間たちです。

「ただいま~」と子どもたちが学校から帰ってきます。
「おかえり~」と指導員が帰ってきた子どもたちを出迎えます。
そして一日の学童保育の生活が始まります。

遊びや生活を通して、兄弟のような関係を築きながら、あたたかい大家族のような環境の中で仲間意識も深まって行きます。

そして、地域の方々に見守られながら、安心していきいきとした毎日を過ごします。

学童保育での毎日が心地よいものとなるように、子どもたちと一緒に生活を作っていきたいと思っています。

学校からのお帰りについて

友だちと歩いて学童保育所に帰ってきます。

1年生の入学当初は、地域や子ども会、学童保育ごとに学校の下校指導があります。

その期間は、学童保育指導員も学校へお迎えに行き、学童保育所までの安全な登所指導を行いながら一緒に帰ってきます。

※学童保育に入所していることを担任の先生にもお伝えください。
※学校をお休みした場合には、学童保育へもお休みの連絡をお願いします。

運営委員会と地域

学童保育には、「地域の子どもは、地域で育てる」との基本目標があり、各学童の運営は地域と関わりを持ちながら地域主導型の運営を行っています。

地域主導型とは、各学童保育の運営委員にコミュニティ振興会や自治会連合会等の地域の代表者から担っていただき、地域との関わりの中で地域に支えられ、子どもたちが健やかに成長できるように、親が安心して働けるように、学童保育の運営を行っているものです。

保護者会活動

学童保育に入所すると保護者会に属し活動していくことになります。

自分の子どもも含め学童保育の子どもたちが毎日楽しく過ごせるように、保護者がお互いに協力し合いながら積極的に関わっていくことが大切となります。

保護者会の会議等も年に数回は行われます。保護者の皆さんの協力で成り立つ保護者会ですので、保護者と指導員とで協力しながら学童保育のことを考えていきましょう。

保護者同士の関わりや親睦を深めながらお互い支え合い、子どもたちを一緒に育てていけるような保護者会を目指しています。

積極的に参加し、それぞれ「自分の出来ること」に協力をお願いします。

指導員の役割

指導員は、保護者が仕事で家庭にいない間、子どもたちにとって頼りになる大人として「親代わり」となり毎日一緒に生活をしています。

異年齢の子どもたちが一緒に集団生活をしているため、学校から帰ってきて安心して過ごせるように子どもたちをしっかり受け止めることを大切にしています。

また、学童保育での生活が充実したものになるよう子どもの声を聞き、話し合いながら子どもたちと一緒に生活作りをしています。

ぜひ、お子さんの様子(家庭・学校・友達関係など)や気になっていることなど、どんなことでも指導員へ話してみて下さい。

子どもたち一人ひとりが生き生きとした生活を送ることができるよう「子育てのパートナー」として、指導員も保護者の皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

土曜日について

お仕事が休みで家庭に保護者がいる場合は、子どもは親と一緒に過ごす時間を持つことが望ましいと思われます。

親と子どもがゆっくりと関わる時間、気持ちにゆとりを持てるような時間として、ご家庭で過ごしていただくようお願いします。

しかし、仕事の都合などで保護者が家庭にいない場合は、親も子どもも安心して過ごせるように学童保育での生活を提案します。

土曜日は一日保育で保育時間も長いことなどから学童保育施設外に出かける場合もありますので、登所するかどうかを、その週の木曜日までに各学童保育へお知らせ下さい。

なお、学区に複数の学童保育のあるところは、土曜日については合同保育を行う場合もあります。